
お疲れさまです!Webマーケ講師のchokyoです。
こんなに便利なAIがあるのに、なぜ人はわざわざ自力でやろうとするのだろう?と感じることがあります。
実は、私自身にも同じことが起きました。
「AIにやらせればいいじゃないですか!」の一言で気づいたこと
少し前、ITにはあまり強くないビジネスコンサルの友人のセッションを受けていたときのこと。ある作業の話をしていると、彼女から一言。
「それ、AIにやってもらえばいいじゃないですか!」
内心、「お前に言われたくないよ!」と思ったのですが(笑)、その言葉はまったくもって正論でした。
私もAIを毎日使っているのに、なぜか「自分でやる」クセが抜けない
私は日々AIを使っています。
記事の構成を考えるときも、デザインの下書きを作るときも、講座資料をまとめるときも、AIは欠かせません。
それでも、これまでのクセで「自分でやった方が早い」と思ってしまうことがあります。
特に私は“人に頼めないタイプ”。
人にお願いするくらいなら自分でやってしまおう――そんな性格が、AIの活用を妨げていることに気づいたのです。
ITが苦手でもAIを使いこなす人の共通点
一方で、私のクライアントの中には、まったく逆のタイプもいます。
ITが苦手で、何でもすぐ人に頼る方。
以前はWordの保存の仕方すら不安そうに聞いていた彼女が、ある日突然、AIを使いこなしていました。
なんと、私が知らないうちにLP(ランディングページ)の文章をAIに作らせて、完成した原稿を送ってきたのです。
私はAIの基本的な使い方しか教えていません。AIでのLPの作り方は一切説明していないのに。
その瞬間、ハッとしました。
AIを使える・使えないの違いは、スキルの差ではない。
「自分でやらなきゃ」と思い込むか、「頼ってみよう」と思えるか――その“マインドの違い”なんです。
AIを使えない本当の原因は「性格」や「思い込み」にある
AIを活用できない人の多くは、
- 何でも自分でやってきたという自負
- 人に頼むのが苦手という性格
この2つの要因を持っているんじゃないでしょうか?
これは決して悪いことではありません。むしろ責任感が強く、努力家な証拠です。
でも、AI時代においては、この「自分でやる」スタイルがブレーキになってしまうのかなと思いましたね。
AIを使う人と使わない人、生産性の差はすでに歴然
AIが本格的に普及してから数年。
すでに“使う人”と“使わない人”の間には、生産性の差がはっきり出ています。
作業スピード、アウトプットの質、アイデアの幅――どれを取っても、AIを活用している人の方が圧倒的に速く、深く、豊かに動いています。
必要はありません。
AIはあなたの代わりに仕事を奪う存在ではなく、あなたをサポートする“パートナー”です。
AI活用の4つのポイント
もしあなたがまだAIをうまく活用できていないなら、次の4つのポイントを意識してみてください。
1. AIを活用しないと遅れる
AIを使う人が増えるほど、“使わない人”との差は広がります。数ヶ月の差が、やがて取り返しのつかない時間差になります。
2. AIはあなたが思う以上に賢い
文章作成や画像生成だけでなく、データ整理や分析、アイデア発想まで対応可能です。使えば使うほど、その賢さに驚くはずです。
3. その仕事、AIに振れないか考える
メール返信、議事録作成、記事の下書き、計画表づくり……あなたの時間を奪っているルーチンワークの多くは、AIに任せられます。
4. まずはAIに聞いてみる
AIを使う習慣は“質問から”始まります。完璧な指示を出そうとせず、まずは雑談感覚でAIに相談してみましょう。
AIに任せて、人間らしい仕事に集中しよう
AIは、あなたの努力を軽くするために存在しています。
「AIなんて難しそう」と思っていた人が、一度使ってみると「もう戻れない」と口を揃えて言います。
私自身も、最初は“AIを使う講師”ではなく、“AIに使われている講師”でした。
けれど、日々の試行錯誤の中で、「AIに任せることで、もっと人間らしい仕事に集中できる」と実感しています。
AIの力を借りて、自分の得意を最大限に活かす。
それが、これからの時代に求められる新しい働き方ではないでしょうか。
まとめ:AIを仲間にして、もっと楽に・もっと自由に
AIを使えない理由はスキルではなく、思い込みや性格にあります。
「自分でやらなきゃ」という習慣を少し手放して、「AIに任せてみよう」という姿勢を持つだけで、世界が変わります。
AIを味方につけて、もっと楽に、もっと自由に成果を上げていきましょう。
ではでは!