
10月から主催しているWebマーケティングの実践会。月に2回の勉強会を開催していますが、3ヶ月(全6回)のワンクールが終了したところで、その内容と学びについて共有しておきます。
実践会ではマーケティングプロセスの3ステップについて学んでいます。特に注目すべきは、多くの人が取り組んでいる「集客」(ステップ1)の先にある、顧客とつながるステップ2の重要性です。
見込み客と繋がる
多くの事業者はSNSやブログなどで一生懸命投稿して集客を試みていますが、なかなか成果が出ない場合が多いのではないでしょうか?
いろいろな理由があると思いますが、その原因の一つは投稿で情報提供だけして、見てもらった人から『連絡先』をもらってないことが多いです。
SNSでのフォロワーは“消極的な繋がり"なので、"積極的な繋がり"を作るためにメールアドレスを集めるようにしましょう。
また、メールアドレスはあなたのビジネスの"資産"にもなるので、積極的に集めるようにするための仕組み作りが必要です。
実践会ではこの部分を作り上げることに3ヶ月かけて取り組んできました。
お客様との継続的な繋がりの重要性
売上を安定させ、ビジネスが継続的に成長するためには、多くのお客様とつながりを持ち続けることが重要です。
全く知らない相手にいきなり商品を売ろうとしても、ほとんど売れないです。しかし、あなたの商品やサービスに興味を持ってくれる人とつながっておけば、いつか購入してくれる可能性が高まります。
リスト構築の数字的価値
例えば、100人の見込み客がいて、そのうち1人が商品を購入するとします。
もし商品が100万円や200万円するものなら、それでも十分かもしれません。
しかし、5,000円や1,000円の商品であれば、ビジネスを存続させていくための収入を作るには、もっと多くの顧客に買ってもらう必要があります。
100人中1人が購入するような商品なら、10人に売りたい場合は1,000人の見込み客が必要になります。
1,000人のメールアドレスを持っていれば、その人たちにメールで案内すれば、10人は買ってくれる予想ができますよね、
10,000人のメールアドレスがあれば100人が買ってくれます。
※もちろん、そんな簡単にはいかないのが世の常ですが、何人集めたらいいのかも分からないまま(目標も立てないで)発信していると、いつまでも成果が上がらない状況に嫌気がさして、やめてしまう結果になりがちです。
直接連絡が取れる見込み客(メールアドレスなど)の数が多ければ多いほど、売上につながる可能性が高まるのです。
リスト(メールアドレス)の集め方
昔は個人情報保護の規制が厳しくなかった時代には、リスト(メールアドレス)を購入することもできましたが、現在の日本では違法です。そのため、メアドは自分でコツコツと集める必要があります:
- 名刺交換した相手のメールアドレスを集める
- 商品購入時に登録してもらう
- プレゼントと引き換えにメールアドレスを提供してもらう
特に3つ目の方法は効果的です。魅力的なリードマグネットと呼ばれる特典やプレゼントを用意すれば、見ず知らずの人でも比較的簡単にメールアドレスを提供してくれます。
これは現代のマーケティングでは一般的な手法となっています。
実践会での学び
この実践会では、リスト構築の基本的な方法について学んできました。今後はより実践的なワークショップ形式で、実際にリスト構築の仕組みを作っていく予定です。
まとめ
Webマーケティングにおいて、単なる集客だけでなく、集客した見込み客とどうつながり続けるかが重要です。メールアドレスなどのリストを構築し、そこに価値あるコンテンツや情報を届け続けることで、将来的な売上につなげることができます。
実践会ではこのプロセスを体系的に学び、実践する場を提供しています。

