
2026年1月からGmailの仕様変更により、独自に作成した@gmail.com以外のメールアドレスをGmail上で受信(POP受信)している方に影響が出るといういうことです。
この記事では、年明け以降もスムーズにメールを確認し続けるための「具体的な対応策」をわかりやすく解説します。
あなたは対象者?まずはチェック
今回の仕様変更で対応が必要なのは、以下に該当する方です。
- PC等のブラウザ版Gmailの設定画面(「アカウントとインポート」など)で、エックスサーバー等の外部メールアドレスを登録して受信している方
※本対応の対象外となる方
・スマートフォンの「Gmailアプリ」のみで利用している方
・OutlookやThunderbirdなどのメールソフトを直接利用している方
【解決策】ブラウザ版Gmailを使い続けたいなら「転送設定」を!
「操作に慣れているブラウザ版Gmailから離れたくない」という方に最もおすすめなのが、サーバー側で@gmail.comのアドレスにメールを自動的に転送する「メール転送設定」です。
各サービスの転送設定マニュアル
年内に設定を完了しておくことで、年明け以降にメールが突然届かなくなるトラブルを防げます。
- エックスサーバー
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_mail_transfer.php - ヘテムル
https://support.heteml.jp/hc/ja/articles/360042135374-メールの転送設定 - ロリポップ
https://lolipop.jp/manual/mail/trans/ - ConoHa(ConoHa WING)
https://support.conoha.jp/w/mailforwarding
転送設定を利用する際の注意点
メール転送を利用することで引き続きGmailでの閲覧が可能になりますが、仕組み上以下の点に注意が必要です。
- 迷惑メール判定:転送されたメールが、Gmail側で迷惑メールと判定される場合がある。
- 不達のリスク:ごく稀に、メールが正常に届かない可能性がある。
そのため、メール転送は一旦の対応としては有効ですが、重要なご連絡の見落としを防ぐため、以下の「別の確認手段」も併せて確保しておくことを推奨します。
より確実にメールを確認する2つの方法
【1】 サーバー提供の「WEBメール」を併用する
各サーバーが提供しているWEBメールをご利用いただくことで、転送による不達のリスクなく、確実にメールをご確認いただけます。
- エックスサーバー
https://secure.xserver.ne.jp/xapanel/login/xserver/mail/ - ヘテムル
https://webmail.heteml.jp/ - ロリポップ
https://webmail.lolipop.jp/ - ConoHa(ConoHa WING)
https://webmail.conoha.jp/
【2】 他のメールソフトへ移行する
OutlookやThunderbirdなどのメールソフトをご利用いただくことで、より安定したメール送受信環境を構築することが可能です。
- エックスサーバー
メールソフトの設定(一般): https://www.xserver.ne.jp/manual/man_mail_setting.php
Outlook 2019/2021設定 : https://www.xserver.ne.jp/manual/man_mail_setting_ol2019.php - ヘテムル
https://support.heteml.jp/hc/ja/articles/27181619425171-メールソフトの設定情報 - ロリポップ
https://lolipop.jp/manual/mail/client/ - ConoHa WING
https://support.conoha.jp/w/mailsoftware/
まとめ
Gmailの仕様変更は、年内に「転送設定」を済ませることで、ひとまず回避可能です。
「大切なメールを逃したくない」という方は、この機会にWEBメールのログイン情報を確認したり、専用のメールソフトの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
早めの準備で、新年を安心して迎えましょう!

