プロフィール

chokyo略歴

大学生の頃、バイトで進学塾の講師を3年務め、大学卒業と同時にそのままその塾に就職。赤字校の分校の責任者を任されるも1年程で閉鎖に。教室の大家さんから「なんとか続けられませんかね？」と相談され、塾の先輩講師数名と一緒に新しい塾を起業。会社ってこんなに簡単に作れるんだ！と知った24の春。

1996年に米国ペンシルバニア州の大学に留学し、コンピュータープログラミングと経営を学ぶManagement Information System（MIS）を専攻。卒業の年の1999年、就活するもことごとく断られ、留学ビザの期限ギリギリに面接したコロラド州にある当時まだ立ち上げたばかりだった日系の小さなベンチャー企業に応募。面接の際に学業の合間に趣味で作っていたホームページを見せたら甚く気に入られ、ホームページ制作や社内のシステムの管理者として即採用！自分の得意をちゃんとアピールすることの大切さを学んだ29の夏。

2000年に帰郷。就活するも、31歳だった私の前に当時合法だった年齢制限の採用条件の壁が立ちはだかり、就職を断念。就職以外に米軍基地の軍雇用に応募か起業するかの選択肢を考えていたが、「英語喋れてコンピューターできる軍雇用員ってそうそういないはずだから、応募したらすぐ採用されるはず！」と世間知らずな考えをしていた青二才。「起業して、ダメだったら軍雇用に行こう！」と軍雇用を甘く見て起業することを決意。

2001年にホームページ制作会社『MIS沖縄』を起業。

当時まだホームページ制作業者が少なかったため、いろいろな会社から声をかけていただいた。また当時まだ日本国内では高値の花だったWindowsサーバーの国内代理店事業も好評になり、業績をぐんぐん伸ばす。一時は社員を4人も抱えるも、技術畑出身の当時の私に営業力はなく、4人を食わせる程の売上を生み出せず、泣く泣く2人解雇。会社経営の厳しさを知った38。

その頃から自分がホームページを作っていては会社が回らないと悟り、制作の第一線をスタッフに譲り、営業とマーケティング、会社経営に自身の役目をシフト。2010年に会社を法人化し、株式会社MIS沖縄として再出発！2011年にはマイクロソフト社の主催するベンチャー企業支援プログラムに選定され、米国ワシントン州シアトルにあるマイクロソフト本社にご招待！順風満帆に思えた43の春。

マイクロソフト社に応援されるも、業績はなかなか伸びず、資金繰りも悪化、背に腹は変えられず沖縄県商工会連合会の嘱託職員の職に飛びつき、ITの専門指導員として中小企業のホームページなどの相談に対応。これが思いの外楽しい！学生時代にやっていた塾の講師を思い出し「俺って教えることが好きなんだ！」と新しい自分を発見した44の秋！

新しい自分発見に一喜するも、会社の業績は下がる一方。会社存続のため、社員と家族を食わせるために色なんな手を考えるが、ふらつく営業方針に片腕の社員が1人辞め、もう一人も知り合いの会社に出向に出し、ついに会社は空中分解。

会社に誰もいなくなった。

仕方なく商工会連合会を任期途中で解除。誰もいない社に戻り、一人再起を誓うも、2ヶ月も経たないうちに突然手足のしびれに襲われ、翌日緊急入院。それから半年以上植物状態を経験し、その後2年の病院・施設でのリハビリ期間を経て、我が家へ帰還したのが47の冬。

元の体ではない。車いすに曲がらない手の指。これからどうするか？

入院中、妻から課せられた課題「復帰したら何するか？」をずっと考えていた。

体は不自由でもコンピュータは使える。これまでのようにホームページも作れる！これからはこれまで培ってきた経験と知識を伝えていきたい！

そしたら、導かれるかのように障がい者の就労支援施設の立ち上げに呼ばれ、職業アドバイザーとして2年半勤務。

その後、再びフリーに戻り、妻の会社立ち上げや運営のサポートを行いながら、自分の「ITを教える」事業をゆっくりと、でも着実に計画＆実行。

コロナでリアルセミナーができず出遅れたが、2021年12月に最初の『ホームページ制作講座初級編』をオンライン開催！

障がいをお持ちの方やシングルペアレントなどフルタイムの会社勤めが困難な方、あるいは脱サラして独立企業を考えている方が、自由で豊かなライフスタイルを実現できるように、ウェブやITの技術、フリーランスや小規模事業の経営ノウハウなど、私がこれまで培ってきた知識と経験を総動員して伝えていきたいと奮闘中！