事業をやっていてよく出てくる悩みは「集客」ですよね。

「もっと多くの人に商品を知ってもらいたい!」

「SNSで集客したいけど、何をすればいいのかわからない…」

そんなお悩みをお持ちではありませんか?

商品やサービスを多くの人に知ってもらい、売上をアップさせるためには、集客が不可欠です。

そこで今回は、集客の起点となる「検索」と「SNS」のそれぞれの特徴と使い方をわかりやすく解説します。

そして、個人事業主のあなたがウェブで集客をする場合、検索とSNSのどちらでやったほうがいいのか?についても考察してみたいと思います。

この記事であなたに合った集客方法の気づきや、理想の顧客をたくさん集められるようになるヒントになればうれしいです!

「検索」で集客

「検索」からの集客はGoogleやYahoo、Bingなどの検索サイトからあなたのホームページやランディングページにお客さんを誘導する方法です。

検索は、商品やサービスを探している人が、キーワードを使ってそれらに関する情報を収集する行為です。

ということは、検索してあなたのホームページやランディングページにたどり着いた人は

ということになります!

検索サイトからの集客の特徴

  • 購買意欲の高いユーザー
    検索を行うユーザーは、特定の情報や商品に興味を持っており、購買意欲が高い傾向があります。検索されたキーワードに関連するコンテンツをホームページやランディングページに掲載することで、客さんは「へぇ~!」「欲しい!」「買いたい!」となります。
  • データを分析して可能
    検索エンジンの分析ツールを活用することで、集客データを定量的に分析し改善点を見つけやすくなります。
  • 競合との比較がしやすい
    同じキーワードで検索される競合他社の存在を把握し、競合と比較しながら戦略を練ることができます。
  • 長期的な集客効果
    SEO対策を行うことで、長期的に安定した集客効果を得ることができ、一度作成したコンテンツが長期間効果を発揮するため、コスト効率が高い集客手法と言えます。

検索からの集客の留意点

現在のようにSNSが広まる前までは、検索からの集客が主流でしたが、後述するSNSでの集客と比べたときに少し留意しておいたほうがいい点があります。

検索から集客は「待ち」の集客

検索は、すでに商品やサービスに興味を持っている人が、検索エンジンを使って情報を収集しているところに、あなたのホームページやランディングページ(LP)を届けます。

言い換えれば、お客さんが探してくれないと、あなたの商品やサービスの情報を見てもらえません。

そういう意味では、検索サイトからの集客は「待ちの集客」ということになります。

また、検索サイトで上位に表示されなければ、せっかく作ったホームページやLPも、多くの人に 見てもらえません。そのため、検索エンジン最適化(SEO)対策が重要になります。

検索サイトで上位表示されるまで時間がかかる

しかし、検索エンジンで上位表示されるには、時間がかかる場合があります。

すぐに効果が出なくても、継続的に SEO対策を行うことが重要です。

SNSで集客

「SNS」からの集客はFacebook、Instagram、X(旧Twitter)などのソーシャルメディアプラットフォームを活用して、ユーザーにアプローチし、あなたの商品やサービスを知ってもらう方法です。

SNSでは、ユーザーが日常的に情報を収集し、交流を行う場所として利用されていて、非常に多くの利用している「場所」です。

マーケティングの基本は「人が多い場所でアピールする」ですので、SNSはうってつけの場所になります。

なぜ多くの人がいるところでアピールする必要があるかというと、あなたの商品・サービスに関心がある人は限られているからです。

私は「1%ルール」という基準を持っています。

それは「100人に宣伝したら1人が買ってくれる」など、こちらが起こしたアクションに対して、期待通りのリアクションを返してきてくれる率のことです。

※この率は商品・サービスによっても変わりますが、だいたいの数字として認識してください。

100人に宣伝したら1人が買ってくれるということは、10人に売りたければ1,000人に宣伝しないといけないわけです。

つまり、この分母の数(この場合100)を増やせば、この1%が大きな数字として返ってきます。

この分母を簡単に増やせるのがSNSという「場」です。

またその分母にあたるのがあなたの「フォロワー」になります。

そういう意味ではSNSは

ということができます。

SNSでの集客の特徴

  • リアルタイム性
    SNSはリアルタイムで情報発信やイベント告知ができるため、迅速な集客施策が可能です。
  • シェア性の高さ
    興味を持ったユーザーがコンテンツをシェアすることで、広告効果が倍増することがあります。
  • ブランド構築と信頼度向上
    SNS上での定期的な発信や情報提供を通じて、ブランドの認知度を高め信頼度を向上させることができます。
  • 多様なコンテンツ形式
    テキスト、画像、動画、ライブ配信など、多様なコンテンツ形式を活用してユーザーを引き付けることができます。
  • 広告ターゲティングの精度
    SNS広告ではターゲティングの精度が高く、興味関心や行動履歴に基づいて効果的な広告を配信できます。
  • 口コミと評判の影響力
    SNS上での口コミや評判は大きな影響力を持ちます。良い評判を積極的に育てることで集客効果が高まります。

SNSでの集客の留意点

「攻め」の集客

「待ち」の姿勢の検索での集客とは違い。SNSはこちらから積極的に情報発信することで、潜在顧客をアプローチして、ファンを増やす「攻め」の集客です。

フォロワーはあなたに無関心

あなたのSNSのフォロワーは、

あなたの商品やサービスに興味を持っていない人がほとんど

です。

じゃあ、全く無視していい人たちか?と言うと、そうも言い切れませんね。

その人たちの中には、後であなたの商品・サービスが必要になったり、あるいは、今の時点では興味関心度が10段階中2〜3くらいしかないけどタイミングが来たらすぐにでも買ってくれるという人もいます。

それらの人たちは後々あなたの商品・サービスを購入してもらえるかもしれない「潜在顧客」です。

あなたのSNSのフォロワーが100人いるとしたら、99人は潜在顧客と思ったほうがいいですね。

SNSでの集客では、そんな人たちをどのようにこちら側へ手繰り寄せるかを考えて投稿やSNS広告を出していきます。

検索とSNSの集客の特徴(まとめ)

検索とSNSの集客を分かりやすく簡単にまとめると下の表のようになります。

項目検索での集客SNSでの集客
ターゲット層購買意欲の高いユーザー(顕在顧客)
★★★★★
購買意欲の低いユーザー(潜在顧客)
★★
ユーザーとの親密性低い
高い
★★★★
効果の即時性上位表示やSEO効果の確認に時間がかかる
★★
イベントやキャンペーンの即時反応が期待できる
★★★★★
効果の持続性SEO等での上位表示で長期で安定した集客が見込める
★★★★
集客効果は短期的
実施の容易さ低い(SEO等の知識が必要)
★★
高い(SNS投稿ができれば誰でもできる)
★★★★
最適な場面通年で販売するような商品やサービスへの集客イベントなど単発で期限付きの商品やサービスの販売

どっちをやるべき?

どちらもやるべきです!

ただ、予算や時間が少ない個人事業主にとっては両方やるのは厳しい場合もありますね。

その場合、どちらやるか?

集客を実施する容易さを考えると「SNS集客」を主にやっておくのがいいかも!

検索での集客は時間もかかるし、SEOやウェブページ編集のスキルも必要なので、ホームページを作ってもらった業者に無料、または低料金で対応可能な範囲でウェブページをSEOを施してもらえないか聞いてみてください。

もし何らかの理由で業者が対応できない場合は、「SEO対策 初心者」などで検索して参考サイトを探して、ご自身で対策されてみてください。

分わからなければお教えしますので、お問合せフォームからお問い合わせください。

それでは集客がんばっていきましょう!

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