最近は動画編集のニーズが高くなっていますね!
専門にやっている人のようにはいきませんが、私もウェブコンサルタントの端くれとして、最近いろんなソフトを使ってきました。
最近も仕事の関係でいくつかのソフトを試してたんですが、結局その中の1つを購入しちゃいました!
それは何か?
また、なぜそれを選ぶことにしたのかの経緯を書きましたので、参考にしていただければ幸いです。
動画編集でイライラしていた時代
ちょと前までは『Adobe Premiere Pro』を使ってました。
Adobe Premiere Proは映像制作のプロがよく使っているソフトで、高機能なんでしょうね(そこまでの機能を使ったことがないので想像なんですが…)。
しかし、使うたびに思っていたことが…
動作が重い!
動画の編集作業で多いのがカット編集作業。
このカット作業のたびにPremiere Proが一瞬止まるんです!
それを何回も繰り返すともうストレス…
しかも、Premiere Proは起動も遅いので、イライラのしっぱなしでした。
私のPCのスペックは中の上といったところ。静止画像付くくらいであればサクサク動いてくれるんですが、Premiere Proで作業すると仕事にならないくらい重くて、ストレスを感じてましたね。
重いのは私のPCのせいだと思っていたので、PCを変えようかとも思ったりしましたが、映像制作は私のメインの仕事ではないので、それだけのためにPCを買い替えるのはNG!
軽くて作業ストレスフリーのソフトは?
そこで、私のPCでもサクサク動く動画編集ソフトを探していたら、知り合いからFilmoraというソフトを紹介されたんです。
早速ダウンロードして使ってみたんですが、Premiere Proよりは軽い感じなんだけど、やはり編集のときに少しストレスを感じる使用感。
やはり、自分のPCのスペックのせいなのか?
さらにいろいろ探していると、『Clipchamp』というソフトを見つけました。
見つけたその時は、近日中にWindowsに標準搭載されると発表されていたので、もしかしたらサクサク動いてくれるんじゃないかと思って使ってみたら、
メッチャ軽い!
動画のカット作業も全然止まったりすることなく、ストレスフリーで作業ができる!
Premiere Proのあの重さがバグじゃないかと思うほど、Clipchampは軽くて、それから2年ほどは動画編集はClipchampをメインで使ってました。
その頃、静止画像の作成は『Canva』も使うようになり、Canvaでも動画編集できる事がわかってからは、
簡単な動画編集はCanva
カットの多い作業はClipchamp
と使い分けてました。
今でも簡単な動画編集はCanvaでやってます。
Canvaだとタイトル文字なども簡単にいいのが作れるので、一瞬、
動画編集もCanvaでいいんじゃね?
と思ったこともあったんですが、ただ、細かい編集をしようとすると、Canvaの編集画面ではちょっとやりにくい。
特に長編の動画や、カット作業のときには結構作業がやりにくい。
そんな感じでここ1年ほどの動画編集はClipchampかCanvaでやってましたが、今年の3月にまた情報が入ってきました。
最近のスゴイソフト!
あるクライアントさんの旦那さんが動画を『Vrew』というソフトを使っていると。
早速お試しで使ってみました。
このVrew、これまでいじってきた動画編集ソフトとは編集画面が画面の様子が全く違う!
これは覚えるのに時間かかりそう~、と使いもせず閉じそうになったんですが、まずはやってみようと思って、ある動画をVrewで開いて、編集を始めました。
むむむむぅ~~~、なんじゃコリャ!
なんと、動画の中でしゃべっていることを文字起こししてキャプションとして動画に入れてくれるじゃないですか!
マジか!
文字起こしされた文字もかなり精度が高くて間違いが少ない。
あと感動したのは、そのキャプションの編集。
文字起こしの精度は高いけど、やはり間違って文字にしていたり、あるいは画面の中でキャプションの改行のタイミングで読みにくかったりなどの修正をする必要があります。
その修正が、Wordで文字の修正をする感覚でできる!(ちょっと表現が大袈裟かも)
編集の動作も軽くてスムーズ!
メッチャいいじゃん!
これから動画編集の作業も多くなる予定なので、Vrewに乗り換えようか?と思っていたんですが、
なんと!
無料版のVrewでは文字起こしは120分までしかできない…
クロマキー合成
それにプラスして、先週、ある動画の作成で問題が…
制作するのが宣伝用動画なんだけど、グリーンスクリーンを背景に営業さんがキャンペーンの案内をする動画で、背景のグリーンを抜いて、別の写真を入れるという指示。
※グリーンスクリーンの背景を抜いて、別の画像や映像を入れることをクロマキー合成というみたい。
Vrewでそれをどうやるかググったんだけど、どこにもやり方が載っていない…
多分まだその機能がないんだと思う(2024/05/02時点)。
仕方ないので、Clipchampでクロマキー合成ができるかググってみたら、YouTubeで「擬似的」にできる方法を発見。
でも、あくまでも「擬似的」なので、ちょっと無理があった。(合成した画像にほんのり色がついてしまう)
Canvaでもクロマキー合成ができるんですが、それができるのが、90秒以内の動画のみ…
30分以上の動画を扱うこともあるので、これでは使えない…
その広告用動画は3日後にアップしないといけない。
焦る…
Filmoraとの再会
急いでクロマキー合成ができるソフトを探していたら、いくつかソフトの名前が上がってきた中に、あのFilmoraがあった。
以前に試したものの、作業のストレスを感じて使うのを断念したソフト。
でも、実は、去年の暮に、私のPCが壊れて、今は新しいPCになっているから、もしかしたらサクサク動いてくれる?
そんな期待でFilmoraを入れて、使ってみた。
メッチャ軽い!
2年前に試したときのような作業ストレスが全く無い!
動作も軽いし、Clipchampより高機能!
まぁ、高機能は当たり前。だって有料だから。
実は、Clipchampは無料版を使い続けてて、いつか契約するんだろうなぁと思っていた。
Clipchamp Premium 年額13,724円
Filmora 年額7,980円
クロマキー合成もできるFilmoraの方が安い!
買った!
ということで、chokyoはメインの動画編集ソフトとして
Filmoraを採用しました!
まぁ、1年間使ってみて、また来年見直すかもしれないけどね。
…
と書きながら、いろいろ調べてたんですが
実は…
Clipchampもクロマキー合成がしっかりできるみたいね!
Filmora買うの焦ったかな?
いや、でも、操作性もFilmoraの方が良い感じがする。
いろいろ書きましたが、そんなこんなで、向こう1年の私の動画編集ソフトの体制は
- メイン:Filmora
- サブ1:Vrew(キャプション入動画を作るのはこれ!)
- サブ2:Canva(スライドショー的な簡単な動画とFilmoraやVrewで作った動画を取り込んで最終仕上げで使える)
てな感じになりそうです。
.
あなたはどの動画編集ソフトを使ってますか?
まとめ
最後に私がこれまで使ってきた動画編集ソフトのまとめを書いておきます。
※私が実際に使ってみた感想なので、あくまでも参考までに!
ソフトウェア | 音声認識とキャプション | クロマキー合成 | 操作の簡単さ | 機能 |
---|---|---|---|---|
Premiere Pro | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ |
Clipchamp | ★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
Filmora | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
Vrew | ★★★★★ | ★ | ★★★★ | ★★ |
Canva | ★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★ |
1. Premiere Pro
長所:
- プロフェッショナルな仕上がり: 業界標準とされており、高度な編集機能を提供します。
- 多様なフォーマット対応: 様々なファイル形式やカメラのフォーマットに対応しています。
- 拡張性: Adobe Creative Cloudの他のアプリケーション(After EffectsやPhotoshopなど)との連携がスムーズです。
短所:
- 高い学習曲線: 初心者には複雑で取っ付きにくい面があります。
- システム要求が高い: 高性能なコンピュータが必要で、リソースを多く消費します。
- 高価: プロ仕様なので、お値段もそれなり。
2. Clipchamp
長所:
- 使いやすさ: 初心者向けで直感的なインターフェースを持っています。
- ブラウザベース: ソフトウェアをダウンロードする必要がなく、どのデバイスからでもアクセス可能です。
- テンプレートの利用: さまざまなテンプレートを利用して簡単に動画を作成できます。
短所:
- 機能制限: プロレベルの編集機能には限りがあります。
- インターネット依存: オフラインでは使用できません。
- 無料プランの制限: 無料プランでは機能が制限されており、高品質の出力が必要な場合には有料プランが必要です。
3. Filmora
長所:
- 初心者に優しい: シンプルで使いやすいインターフェースを持っています。
- 豊富なエフェクトとテンプレート: 初心者でもプロフェッショナルな動画を作成できる多くのエフェクトとテンプレートが用意されています。
- 価格: 比較的安価。買い切りプランもある。
短所:
- 機能制限: Premiere Proのような高度な編集機能には劣ります。
- パフォーマンスの問題: 一部のユーザーからは、特に複雑なプロジェクトでのパフォーマンスに関する問題が報告されています。
4. Vrew
長所:
- 音声認識: 音声認識を活用して動画のテキストを自動生成し、編集を容易にします。
- 特化したツール: 音声編集に特化しており、ポッドキャストやインタビューの編集に適しています。
短所:
- 機能の特化: 音声編集に特化しているため、ビジュアル編集の機能は限られています。
- 言語対応: 特定の言語のサポートに限りがある場合があります。
Canva
長所:
- 直感的な操作: Canvaの画面は非常に直感的で、技術的なスキルがないユーザーでも簡単に使用できます。
- 多様なテンプレート: 数千ものプロフェッショナルにデザインされたテンプレートが用意されている。
- 多機能性: テキスト、写真、ビデオ、音声など、様々なメディアを取り込んで、デザインに活用することができます。
短所:
- インターネット依存: インターネット接続がない場合には使用できません。
- 高度なデザイン機能の欠如: Adobe IllustratorやPhotoshopのような高度なデザインツールに比べると機能が限定的です。
- パフォーマンスの問題: 大量のデータや複雑なデザインを扱う場合、時折、遅延やバグが発生することがあります。
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