経営者仲間の一人とAIの活用セミナーを行うために、誰に向けて、どんな内容にしようかと二人でいろいろ話していた時のこと。

この企画も急に思い次いで立ち上げたもので、準備の時間もほとんどなかったので、私の案では簡単に済ませられるように、講師役の二人が普段AIをどのように使っているかを共有する内容を考えてました。

一方、彼の方は、初心者向けに初歩的な内容の話をしようか?と言い出したところで、ふと気づいたことがあったんです。

彼とは頻繁にミーティンをしていて、よく彼のAIの活用の話しを聞くんですが、そのときの自分の感情を思い出して、「初心者だけではないな!」と思ったんです。

「今AIを使いこなせている人も、知ったかぶりせずに、AI関連のセミナーやイベントに参加したほうがいいな」と。

今回は、なぜAI講座は“今さら”ではなく“今こそ”受けたほうがいいのかについて、実体験を交えながらお話しします。

AIが使えない理由は「能力」ではない

AIを使えていない人の多くは、決して能力が低いわけではありません。

むしろ、勉強熱心で、これまでいろいろなセミナーや講座に参加してきた人ほど、

  • 情報は知っている
  • 便利そうなのも分かっている
  • でも、自分の業務にどう当てはめればいいか分からない

という状態になりがちです。

その原因のひとつが、AIの守備範囲の広さです。

文章作成、要約、アイデア出し、分析、相談相手、業務整理……

「何でもできる」と聞けば聞くほど、「じゃあ、自分は何から使えばいいの?」と、逆にピンとこなくなってしまうのです。

毎日AIを使っていても、新しい気づきはある

ちなみに、私はAIをかなり使っています。
正直に言うと、使わない日はありません。
それどころか、使わない時間が無いくらいです。

もし突然AIが使えなくなったら、
「俺、これからどうやって仕事するんだろう?」
と本気で困ると思います。

それくらい使っている私でも、
他の人のAIの使い方を聞くと、

「なるほど、そんな使い方があったか」
「それ、完全に自分の盲点だったな」

と気づかされることが、普通にあります。

人はどうしても、
「自分の業務で便利だと感じた使い方」
だけに凝り固まってしまいがち。

すると、それ以外の可能性を
探そうとしなくなるんですよね。

「今まで普通にやっていた仕事」にこそ、AIの余地がある

特に見落としがちなのが、「別に苦でもないから、今まで通りやっている仕事」です。

  • 慣れているから手でやっている
  • 時間はかかるけど、まあ許容範囲
  • 特に困っていないから改善しようと思っていない

こうした作業の中にこそ、AIを使えば時間も労力も半分以下になる業務が、実はたくさんあります。

ただし問題は、自分ひとりでは、それに気づきにくいという点です。

だからこそ、
「こんな使い方をしている人がいる」
「こんな業務にもAIが使える」
という事例に触れることが、非常に重要になります。

「今まで普通にやっていた仕事」にこそ、AIの余地がある

AI講座は「新しい知識」だけを学ぶ場ではない

AI講座というと、

  • 使い方はもう知っている
  • ChatGPTも触ったことがある
  • 今さら基礎を聞く必要はない

そう感じる人もいるかもしれません。

でも、本当の価値はそこではありません。

AI講座の本質は、
「他人の業務への使い方を覗き見ること」
にあります。

  • 自分では思いつかなかった視点
  • 当たり前にやっていた作業の別解
  • 「それAIでやっていいんだ」という気づき

こうした発見は、実際に使っている人の話を見たり聞いたりしないと得られません。

「何ができるか分からない」なら、見に行けばいい

AIが何をしてくれるのか、自分の仕事にどう使えるのか、それがイメージできていない状態で悩み続けるよりも、

  • とにかく事例に触れる
  • 使っている様子を見る
  • 他人の業務への当てはめ方を知る

こうした情報収集をしたほうが、圧倒的に早いです。

AIは、
気づいた人から楽になるツール
でもあります。

今まで苦でもなくやっていた作業が、実は半分の時間で終わると気づいたとき、そのインパクトはかなり大きいはずです。

まとめ:AI講座は「ヒントを拾いに行く場所」

AI講座は、「新しい操作方法を学ぶ場所」だけではありません。

自分の仕事に使えるヒントを拾いに行く場所

そう考えると、見え方が変わってきます。

すでにAIを使っている人ほど、
そして「そこそこ仕事が回っている人」ほど、
一度、他人の使い方を覗いてみる。

それだけで、
今まで見えていなかった“時短の余地”に
気づけるかもしれません。

AIは万能だからこそ、
他人の使い方を借りてみる。

それが、AIを本当に使いこなす近道だと感じています。

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