
先日、お友だちから
「この人がめっちゃ押してるオンラインプラットホームsubstack知ってます?」
と、あるブログ記事のリンクが送られてきました。
読んでみると、なにやら新しいSNS?みたい。
マーケターとしては情報収集しておきたかったので、とりあえずSubstackのサイトを探して、登録までしてみた。
もちろん、それだけでは何も分からない😅
SNSマーケターの諸先輩方が発信している内容を見聞きしていると、
これはただ事ではなさそう。
わたし的には、ウェブの戦略を組み直す必要があるかも知れない。
私の頭の整理のためにも記事を書いておきます。
記事の音声もどうぞ
- 1. Substackとは?
- 2. なぜ今Substackが支持されているのか
- 3. X・Instagram・ブログ・noteとの違い
- 3.1. XやInstagramとの違い
- 3.2. ブログとの違い
- 3.3. noteとの違い
- 4. Substackが他と違う点
- 4.1. 1.広告モデルではない
- 4.2. メールが軸
- 4.3. 濃いファン
- 5. 発信する側から見たSubstackのメリット・デメリット
- 5.1. 発信する側から見たSubstackのメリット
- 5.2. 発信する側から見たSubstackのデメリット
- 6. ユーザー側から見たSubstackのメリット・デメリット
- 6.1. 読者から見たSubstackのメリット
- 6.2. 読者から見たSubstackのデメリット
- 7. 自社ホームページとの住み分け
- 8. 登録者を増やすには?
- 9. 日本市場ではこれからどうなるのか
- 10. まとめ
Substackとは?
Substack(サブスタック)は、2017年にアメリカ・サンフランシスコで始まったサービスだそうです。
Substackを一言で言うと、「ブログ記事をメールで直接読者に届けるためのサービス」みたいな感じです。
ブログとメルマガのハイブリッド的な。
普通のブログって、基本的には「読みに来てもらう」ものです。
Google検索から来たり、SNSでシェアされたリンクをクリックして来たり。
つまり、ブログは基本的に「待つメディア」なんです。
一方でSubstackは、ブログ記事を書くと、その記事がそのまま読者のメールに届きます。
つまり、「届けるメディア」。
これだけだと普通のブログの機能にもそういうのがあるので、なんら新しい感じではないんですが、Substackは
・メール配信
・読者管理
・有料会員機能
・決済
・コミュニティ的な機能
まで全部まとめて使えるようになっています。
昔なら、
ブログを作って、
メルマガスタンドを契約して、
決済システムを入れて、
会員管理を設定して…
みたいなことをやらないといけなかったんですが、Substackはそれを全部まとめている感じです。
だから海外では、個人で情報発信している人たちがどんどん使い始めているそうです。
特にいいのが、「広告モデル」ではないところ。
今のSNSって、基本的には広告で成り立っていますよね。
だから、
・できるだけ長く見せたい
・刺激的な投稿を優先したい
・炎上でも何でも拡散したい
みたいな方向にどうしても寄っていく。
その結果、現在の各SNSのタイムラインはカオス状態。
なぜそうなるかというと、SNSの運営会社は広告収入で成り立っているからです。
でもSubstackは、発信者の有料購読の手数料で成り立っているので、仕組みそのものが少し違うんです。
「広告をたくさん見せる」ではなく、
「読者と発信者が直接つながる」
という方向で作られている。
ここが、今多くの人に支持され始めている理由の一つなんじゃないかなと思っています。
しかも、世界的にはかなりユーザーが増えているようです。
まだ日本ではこれからですが、海外ではかなり大きな流れになっているようで、今後は日本でも少しずつ広がっていくんじゃないかなと、国内の有名なSNSマーケターの方々も言っているし、個人的にもその可能性を感じています。
なぜ今Substackが支持されているのか
Substackがここまで広がっている背景には、今のSNS環境がかなり関係しているように感じます。
昔のSNSって、もっとシンプルだったと思うんですよね。
自分がフォローした人の投稿が流れてきて、その人の考えや日常を見て楽しむ。
割と「人」を見ていた。
でも今は、かなり変わってきています。
おすすめ投稿が大量に流れてきたり、広告が次々出てきたり、ショート動画が永遠に流れてきたり。
気づいたら、見たい情報を見ているというより、「見せられている情報を消費している」感覚に近くなっている人も多いんじゃないかなと思いますが、どうですか?
しかも、情報量が本当に多い。
Xを開いても、
Instagramを開いても、
YouTubeを開いても、
次から次へと情報が流れてくる。
便利ではあるんですが、正直ちょっと疲れる時もありますよね。
私も、「本当にこの人の話をちゃんと読みたいのに、タイムラインに埋もれて見逃す」ということが増えました。
そんな中でSubstackはかなり逆方向の設計になっています。
基本的には、自分が「読みたい」と思った人を登録して、その人の記事だけを受け取る。
しかもメールでも直接届く。
だから、余計なノイズがかなり少ないんですよね。
SNSみたいに、
・関係ないおすすめ
・大量の広告
・炎上投稿
・煽り系コンテンツ
みたいなものが間に入りづらい。
これは今の時代、結構求められているニーズだと思います。
情報が少なかった時代は、「とにかく大量に情報が欲しい」が価値だった。
でも今は逆で、
「誰の情報を選ぶか」
の方が重要になってきている。
だからSubstackって、単なるブログサービスというより、
「信頼している人の情報だけを受け取る場所」
みたいな感じに近いのかなと思います。
あと、発信者側から見ても大きいのが、「アルゴリズムに振り回されにくい」という点。
SNSって、急に表示されなくなったりしますよね。
昨日まで伸びていた投稿が急に伸びなくなる。
フォロワーがいても届かない。
こういうことが普通に起こる。
でもSubstackは、登録してくれた読者には直接メールで届く。
つまり、「ちゃんと届く」。
これは発信する側にとってかなり安心感があります。
もちろん、だからといって簡単に読者が増えるわけではありません。
むしろ、地道です。これはどのマーケターの方も言ってます。
でもその分、「濃い読者」を集めやすい。
ここが、今のSNSとの大きな違いなんじゃないかなと思います。
X・Instagram・ブログ・noteとの違い
Substackを見ていると、
「これってブログと何が違うの?」
「noteと同じじゃないの?」
「結局SNSなの?」
みたいに感じる人も多いと思います。
実際、私も最初はかなり混乱しました。
でも触っていくと、それぞれ役割が結構違うなと感じます。
XやInstagramとの違い
これは“拡散型”のメディアですよね。
投稿がバズったり、おすすめに乗ったりして、一気に人が流れ込んでくる。
その代わり、流れ去るのも早い。投稿寿命が短いんです。
しかも、タイムラインの主導権は基本的にプラットフォーム側にあります。
自分の投稿がどれだけ表示されるかも、アルゴリズム次第。
だから、「フォロワーはいるのに届かない」ということも普通に起きます。
一方、Substackはかなり逆。
拡散力よりも、「継続して読んでもらう」ことに重きを置いている感じです。
だからSNSみたいな爆発力はそこまでない。
でも、一度登録してくれた読者には、直接メールで届く。
ここがかなり大きい。
ブログとの違い
ブログは、記事を自分の資産として持てるのが強いですよね。
検索にも強いし、長期的に記事が残る。
私自身も、ブログはかなり重要だと思っています。
ただ、ブログは基本的に「読みに来てもらうメディア」。
つまり待ちのメディアなんですよね。
Google検索から来てもらったり、SNSからリンクを踏んでもらったり。
でもSubstackは、「届けるメディア」。
記事を書いたら、そのままメールで届く。
この違いはかなり大きいです。
noteとの違い
日本だと、Substackと比較されることが多いのが note です。
確かに近い部分はあります。
記事を書けるし、有料販売もできる。
ただ、個人的には方向性が少し違うように感じています。
noteは、「プラットフォーム内で読まれる」設計ですよね。
noteの中でおすすめされたり、ランキングに載ったりして広がっていく。つまり、noteという場所を借りて、そこに自分の記事を書いているんです。
もっと分かりやすく表現すると、他人の庭に花を植えている、という感じです。
一方Substackは、“場”を借りる感覚より、“自分のメディアを育てる”感覚です。
あと、Substackはメール配信が肝。
ここがかなり特徴的です。
今ってSNS中心の時代なんですが、実はマーケティングではいまだにメールってかなり強いんですよ。
なぜかというと、「直接届く」から。
SNSみたいにアルゴリズム左右されない。
だから海外のマーケターは、
SNSで広く集めて、
Substackで深くつながる。
みたいな使い方をしている人がかなり多いとのこと。
なので個人的には、
・SNS=人を知ってもらう場所
・ブログ=検索や資産化
・Substack=濃い読者との関係構築
みたいに分けて考えると、整理しやすいんじゃないかなと思っています。
Substackが他と違う点
Substackを見ていて、マーケター目線で「これは面白いな」と感じる部分がいくつかあります。
1.広告モデルではない
今のSNSって、基本的には広告で成り立っています。
つまり、
「どれだけ長く見てもらうか」
「どれだけ画面に張り付かせるか」
これがすごく重要になる。
だから刺激の強い投稿が伸びやすかったり、煽り系の投稿が増えたりする。
炎上ですら、ある意味“数字”になる。
でもSubstackは、収益の中心が広告ではありません。
有料購読の手数料。
つまり、
- 読者が発信者にお金を払う
- 発信者が手数料をSubstackに支払う
というビジネスモデルなんです。
これってかなり大きい。
なぜかというと、発信者側の意識も変わるからです。
広告モデルだと、どうしても「再生数」「インプレッション」「バズ」に意識が向きやすい。
でもSubstackでは、
「この人の情報を継続して読みたい」
と思ってもらえるかどうか。
そこが重要になる。
つまり、“瞬間的なバズ”より、“信頼の積み重ね”の方が大事になりやすいんですよね。
メールが軸
あともう一つ大きいのが、「メールアドレス」の存在。
これ、マーケティングやっている人だと分かると思うんですが、メールアドレスってかなり重要なんですよ。
SNSのフォロワーって、実は自分の資産ではないんです。
例えばXのアカウントが凍結されたり、アルゴリズム変更が起きたりすると、一気に届かなくなることがある。
でもメールは違う。
登録してくれた人に、直接届けられる。
ここがかなり強い。
昔から「メルマガは強い」と言われ続けている理由も、結局ここなんですよね。
Substackは、その“メルマガ文化”を今風にかなり使いやすくした感じがある。
しかも、
・記事
・メール配信
・決済
・会員機能
・交流機能
これが全部つながっている。
だから、「発信→関係構築→収益化」の流れがすごく自然なんです。
濃いファン
あと面白いなと思うのが、「濃いファン」が集まりやすいところ。
SNSって、フォロワーが多くても、実際にはあまり読まれていないことも結構あります。
でもSubstackは、自分から登録して読みに来ている。
しかもメールを開いて読んでいる。
つまり、熱量が高い。
ここはかなり違う。
だからマーケティング的には、
「広く集める場所」
というより、
「信頼関係を深める場所」
として活用できそうな感じです。
特に今みたいに、SNSのアルゴリズムに振り回されやすい時代だからこそ、
「自分の読者を持つ」
という考え方は、これからますます重要になっていくんじゃないかなと感じています。
発信する側から見たSubstackのメリット・デメリット
では、実際使うとなるとどうなんでしょうね?
まず大きなメリットは、「読者と直接つながれる」こと。
これがかなり強い。
SNSって、フォロワーが増えても、実際には投稿が届かなかったりするし、アルゴリズム次第で表示が減ったり、突然伸びなくなったり。
でもSubstackは、登録してくれた読者にメールで直接届く。
つまり、「ちゃんと届けられる」。
これは発信する側からすると、かなり安心感があります。
あと、「濃い読者」が集まりやすいのも大きい。
SNSは気軽にフォローされる反面、気軽に流れていく。
でもSubstackは、わざわざメール登録して読みに来てくれている。
つまり、熱量が高い。
ここはかなり違います。
さらに、有料化しやすいのも強み。
昔なら、
・決済システム
・会員サイト
・メルマガ配信
・顧客管理
などを全部別々に用意する必要がありましたが、Substackはそれが全部まとまっている。
これは個人発信者にとってかなり大きいと思います。
ただ、当然デメリットもあります。
まず、「最初は全然増えない」。
これは他のSNSマーケターさんも言っています。
SNSみたいに一気に拡散される場ではないので、かなり地道。
特に日本ではまだ利用者が少ないので、始めた瞬間に読者が増える感じではありません。
あと、発信を継続できないと厳しい。
Substackって、“関係性の積み上げ”型なので、一発バズを狙うというより、
「継続して読みたい」
と思ってもらう必要がある。
これは逆に言うと、発信者自身の考えや価値観がかなり重要になる、ということでもありますね。
そしてもう一つ。
メールで直接届くということは、下手な事が書けない。
ブログ記事だと「後で直せばいい」くらいの感じで描いている人も多いとお思いますが、その内容がメールで配信されるので注意が必要です。
下に、発信する側のメリット・デメリットをまとめました。
発信する側から見たSubstackのメリット
- 読者に直接届けられる
メールで直接届くため、SNSのようにアルゴリズムに左右されにくい。 - 濃い読者が集まりやすい
わざわざ登録して読みに来る人が多いため、熱量の高い読者が残りやすい。 - 有料化しやすい
決済・会員機能・メール配信などが最初から用意されている。 - 自分のメディア感が強い
SNSよりも「自分の読者を育てる」感覚が強い。 - 広告モデルに依存しなくていい
広告収益ではなく、読者課金が中心なので、バズ狙いになりにくい。 - 長文コンテンツと相性が良い
深い考えや専門的な内容を届けやすい。
発信する側から見たSubstackのデメリット
- 最初は読者が増えにくい
SNSのような爆発的拡散は起きにくい。 - 継続発信が必要
関係性型のメディアなので、定期的な発信が重要になる。 - 日本ではまだ利用者が少ない
現時点では日本市場が成熟していない。 - 即効性が出にくい
短期間で成果を求めると厳しい。 - 開封率などが見える
反応が数字で見えるため、シビアに感じることもある。 - 発信者自身の個性や考え方が重要
単なる情報まとめだけでは差別化しづらい。
ユーザー側から見たSubstackのメリット・デメリット
読者側から見た時のSubstackのメリットは、やっぱり「ノイズが少ない」ところだと思います。
今のSNSって、本当に情報量が多いですよね。
おすすめ投稿、
広告、
ショート動画、
炎上系コンテンツ…。
気づいたら、本来見たかったものとは違う情報を延々見ていることもある。
でもSubstackは、自分が登録した人の情報だけを受け取れる。
つまり、
「誰の情報を読むか」
を自分で選びやすい。
これは今のSNSとの最大の違いですね。
あと、深い内容が読みやすい。
SNSって、どうしても短文中心になりやすいですよね。
でもSubstackはSNS同様に短い文を「ノート」として投稿もできますが、ブログ記事のような長文がメイン(?)のメディアです。
だから、
「この人の考えをちゃんと知りたい」
という人にはかなり相性がいい。
さらに、広告が無いのも大きなメリット。
これはかなり快適です。
ただ、ユーザー側のデメリットもあります。
まず、「情報量が多くなりすぎる」可能性。
気になる人をどんどん登録していくと、メールがかなり増える。
結果的に、読む時間が足りなくなる。
これは普通にあります。
あと、無料では読めない内容も増えてくる。
Substackは有料購読文化がかなり強いので、深い情報ほど課金が必要になるケースも多い。
つまり、
「全部無料で読みたい」
という人には合わない部分もあると思います。
そしてもう一つ。
Substackは、SNSほど“偶然の出会い”が起きにくい。
基本的には、自分で選んで登録するメディアだからです。
これは逆に言うと、
「知らない世界が自然に流れてくる」
というSNS的な面白さは少し弱いかもしれません。
なのでSubstackって、
「大量の情報を浴びたい人」
より、
「信頼できる人の情報をじっくり読みたい人」
向けのメディアなのかな、と個人的には感じています。
以下、読者のメリット・デメリットをまとめます。
読者から見たSubstackのメリット
- ノイズが少ない
自分が選んだ人の情報だけを受け取りやすい。 - 広告が少ない
広告中心のSNSより快適に読める。 - 深い情報を読める
長文文化が強く、考え方や背景まで理解しやすい。 - 好きな発信者を直接応援できる
有料購読でクリエイター支援ができる。 - 情報が流れにくい
メールで届くので見逃しにくい。 - 専門性の高い情報が集まりやすい
特定ジャンルに強い発信者が多い。
読者から見たSubstackのデメリット
- メールが増えやすい
登録しすぎると読む量が多くなる。 - 有料記事が多い場合がある
深い情報ほど課金が必要なケースもある。 - SNSほど偶然の出会いが少ない
自分で探して登録する必要がある。 - 日本語コンテンツがまだ少ない
現時点では海外発信中心の印象が強い。 - 短時間消費には向かない
じっくり読む前提のコンテンツが多い。 - 発信者への依存度が高い
「誰を読むか」で満足度がかなり変わる。
自社ホームページとの住み分け
Substackを触り始めると、多分かなり多くの人が悩むと思うんですよね。
「じゃあ、自分のホームページはどうなるの?」
って。
実際、私もそこはかなり悩んでます。
今まで、
・自社サイト
・ブログを書いて
・ポッドキャストをやって
・メルマガ発信
などを全部自分のサイトに集約しようとしていたんです。
自分の城を作る感じです。
もちろん、その考え方自体は今でもすごく大事だと思っています。
特にホームページやブログって、自分の資産になりますからね。
SNSみたいに、急に仕様変更で届かなくなることも比較的少ない。
検索にも強い。
長期的に記事が残る。
だから、ホームページの重要性がなくなることは多分ないと思っています。
ただ、Substackを見ていて感じたのは、
「役割が違うんだな」
ということでした。
ホームページやブログは、どちらかというと“入口”。
広く人に見つけてもらう場所です。
Google検索から来たり、
SNSから来たり、
YouTubeから来たり。
つまり、新しい人と出会う場所。
一方でSubstackは“関係を深める場所”に近い。
もっと深い話をしたり、
考えを共有したり、
継続的につながったり。
そんな役割が強いように感じています。
例えば自社サイトのブログでは、
「初心者向けの内容」
「検索されやすいテーマ」
「広く読まれる内容」
を書く。
そして、
「もっと深い話はこちら」
という形でSubstackにつなぐ。
この流れ、かなり自然なんじゃないかなと思っています。
実際、海外で既にSubstackを使っている発信者は、
SNSで知ってもらって、
ブログやYouTubeで信頼を作って、
Substackで濃い読者とつながる
みたいな流れを作っている人が多いようです。
なので、個人的には、
ホームページ VS Substack
ではなく、
ホームページ + Substack
で考えた方が整理しやすい気がしています。
集客動線的には、
SNS → ホームページ → Substack
という流れが非常に良い感じに思えてきました。
あと、Substackって“閉じた空間”感が少しあるんですよね。
登録してくれている人向けに話す感覚が強い。
だからこそ、
「本音を書きやすい」
「深い話がしやすい」
というのもある。
逆に自社サイトのブログなどは、検索で誰が来るか分からない。
だから広く公開する前提の書き方になりやすい。
この違いも結構大きい気がします。
なので今のところ私の中では、
・SNS = 出会いの場所
・ホームページ = 知ってもらう場所
・Substack = 濃い関係を作る場所
みたいに整理すると、かなりしっくり来ています。
特にこれからは、「ただアクセスを集める」だけじゃなく、
「誰とつながるか」
の方が重要になっていく気がしているので、Substackみたいな存在は今後さらに面白くなっていくかもしれません。
登録者を増やすには?
Substackを始めると、多分最初にぶつかるのがここだと思います。
「どうやって読者を増やすの?」
実際、私も始めて数日なんですが、
「全然増えないな…」
って普通に思いました。
SNSマーケターの諸先輩方は「どんどん増える」って言ってますが、彼らにはそのベース(別のメディアでのフォロワーやそれらのフォロワーさんとの信頼関係や実績)があるので、Substackのような新しいメディアでフォロワー0から始めても、一気にフォロワー数を伸ばせるんですいね。
一般の人はそれと同じ事を期待しちゃいけないですね。
また、日本ではまだ利用者自体がそこまで多くないので、「ここで一攫千金!」という考えはしない方がいいと思います。
Substackって、“バズ型”というより、“積み上げ型”なんですよね。
少しずつ、
地道に、
関係を作っていく。
そういうメディア。
だから、まず大事なのは「既存の発信」とつなげること。
例えば、
・X
・Instagram
・Facebook
・YouTube
・ブログ
・ポッドキャスト
こういう既に持っているメディアから、
「もっと深い話はSubstackでしています」
と流していく感じがいいと思います。
Substackは、いきなり知らない人が大量に来るというより、
「この人の発信をもっと追いたい」
と思った人が登録する場所に近い。
だから、“信頼の延長線上”で増えていくイメージです。
あと大事なのが、Substack内での交流。
SNSなので当たり前ですし、信頼関係の構築には交流がないとできないです。
他の人の記事を読んだり、
コメントしたり、
ノートで交流したり。
「そういうことをしていると、少しずつ読者が増えていく」
という、体験談をよく聞きます。
ただ記事を書くだけではなく、
「人との関係を作る」
という感覚が強いんですよね。
なので、
「いい記事を書けば自然に伸びる」
というより、
「交流しながら読者を増やしていく」
という感覚の方が近い気がしています。
なので、Substackは短期目線だと多分キツいです。
すぐ結果を求めると、かなりしんどくなるはず。
でも逆に、
「1年後に濃い読者100人を作る」
みたいな視点で見ると、かなり面白い可能性がある。
特に今って、SNSのフォロワー数だけでは売上につながりにくくなってきていますよね。
フォロワーは多いのに、反応は少ない。
そんなケースもかなり増えている。
その中で、Substackは「数」より「関係性」のメディアとして考えるなら、地道ではあるけど、
・読者との交流
・継続発信
・他媒体との連携
これをコツコツ積み上げていくのが、一番王道なんじゃないかなと思っています。
日本市場ではこれからどうなるのか
Substackは今のところ日本ではまだ芽を出したばかり。
有名なブロガーさんたちが結構入ってきているみたいですが、まだ一部。
私の周りを見ても知らない人がほとんど。
でも逆に言うと、まだ初期段階とも言えるんですよね。
海外ではかなり広がっています。
特にアメリカでは、ジャーナリスト、作家、マーケター、投資家、教育系クリエイターなど、本当にいろんな人が使っています。
しかも単なる発信ツールではなく、
「自分のビジネス基盤」
として使っている人もかなり多いようです。
今までって、多くの人がSNS中心でしたよね。
でもSNSって、どうしても“借り物の土地”なんですよね。
ルール変更もあるし、
凍結リスクもあるし、
突然届かなくなることもある。
その中でSubstackは、
・メールアドレスを直接持てる
・読者と継続的につながれる
・有料化もしやすい
という特徴がある。
これは今後、日本でも少しずつ注目される可能性はあるんじゃないかなと思っています。
特に相性が良さそうだなと感じるのが、
・専門知識を持っている人
・発信を継続できる人
・考え方を届けたい人
逆に、
「一発バズを狙う」
みたいな方向とは少し違う気がします。
Substackって、どちらかというと、
“静かに積み上げる”
タイプのメディアなんですよね。
だから、派手ではない。
でもその分、ちゃんと読んでくれる人が残りやすい。
これは今の時代、かなり価値がある気がしています。
あと、日本ではまだ競争がそこまで激しくない。
ここも結構大きい。
例えばブログも、昔からやっていた人はかなり強いですよね。
YouTubeもそう。
初期に始めていた人たちが、大きな資産を作っている。
Substackも、もし今後日本で広がるなら、今の時期はかなり早い段階と言えるかもしれません。
もちろん、絶対に流行るとは言えません。
でも個人的には、
「SNSだけに依存しない発信基盤を持つ」
という流れ自体は、これからもっと強くなる気がしています。
その中でSubstackは、かなり面白い立ち位置にいるんじゃないかなと思っています。
まとめ
Substackを触ってみて感じるのは、これは単なる「新しいブログサービス」ではないな、ということです。
むしろ、
「誰とつながるか」
を重視したメディアに近い。
今のSNSって、どうしても“拡散”が中心になりやすいですよね。
どれだけ伸びたか、
どれだけバズったか、
どれだけ再生されたか。
もちろんそれも大事なんですが、最近はそこに少し疲れている人も増えている気がします。
情報量も多いし、
広告も多いし、
流れも速い。
気づけば、「ちゃんと読みたい情報」が埋もれてしまう。
そんな中でSubstackは、かなり逆方向に進んでいるように感じます。
大量拡散より、
関係性。
アルゴリズムより、
直接のつながり。
広告収益より、
読者との信頼。
この空気感が、今支持され始めている理由なのかもしれません。
あと、マーケティング的に見ても面白い。
SNSだけに依存するのではなく、
・ブログ
・ホームページ
・SNS
・YouTube
・ポッドキャスト
などを使いながら、その先にSubstackを置く。
つまり、
「広く知ってもらう場所」と、
「深くつながる場所」
を分けていく。
この考え方は、これからかなり重要になっていく気がしています。
特に今後は、「フォロワー数」よりも、
「どれだけ濃い読者がいるか」
の方が重要になっていく可能性もある。
その意味ではSubstackって、
“静かだけど強いメディア”
なのかもしれません。
もちろん、日本ではまだこれから。
今すぐ大きく伸びるかは分かりません。
でも個人的には、
「自分の読者を持つ」
という流れ自体は、これからますます強くなっていく気がしています。
だからこそ、今のうちに触っておく価値は結構あるんじゃないかな、と感じています。

