
日々、マーケティングをテーマに発信していますが、その言葉を聞くと、どうしてもハードルが高く感じる人が多いように思います。
- 大企業がやるもの
- 広告代理店がやるもの
- 専門家が扱う難しい分野
そんなイメージを持っている方も多いんじゃないでしょうか?
特に個人事業主や小規模な会社ほど、「自分には関係ない」「そこまで本格的なことはできない」と距離を置きがちかもしれないですね。
でも実は、これは大きな誤解です。
商売をしている人で、マーケティングを“まったくやっていない人”は、ほぼ存在しません。
マーケティングをしていない人は、ほぼいない
たとえば、
- 自分の商品やサービスをSNSで投稿している人。
- ブログで仕事のことを書いている人。
- ホームページを持っている人。
- チラシを作ったことがある人。
- 名刺に工夫をしている人。
これらはすべてマーケティング活動です。
「集客」という言葉に置き換えてもいいですし、「宣伝」と言っても構いません。
名前が何であれ、「知ってもらうための行動」をしている時点で、もうマーケティングです。
ごく稀に、何もしなくても勝手に商品が売れていく人がいるかもしれません。
作品を作って置いておいたら自然と広まり、口コミだけで売れ続ける。
そんな話を聞くこともあります。
ただ、これは本当に例外中の例外です。
99%以上の人は、何もしなければ売れません。
だから実際には、多くの人が無意識のうちに「何かしなきゃ」と思い、何かしらのマーケティングをやっています。
ただし、その多くが無計画で、自己流で、なんとなくやっている、というだけの話です。
マーケティング=広告、ではない
マーケティングの話をすると、すぐに「広告」という言葉が出てきます。
広告を出す=マーケティング、とイメージしている人も多いでしょうね。
確かに広告はマーケティング活動の一部です。
ただ、それがすべてではありません。
今はSNSという、ほぼ無料で使える強力なツールがあります。
個人事業主の多くがSNSを使って情報発信をしていますし、それによって問い合わせや来店につなげている人もたくさんいます。
これもマーケティングです。
広告を出していなくても、マーケティングは成立します。
逆に言えば、広告を出しているだけでマーケティングができているわけでもありません。
「広告は必要悪」という言葉が刺さった話
私が学生時代に塾講師のアルバイトをしていた頃の話です。
新年度に向けて生徒募集のチラシを作っていました。
当時は今のようなパソコンではなく、ワープロ専用機で文章を打ち、印刷していました。
その作業をしている横で、年上の先輩講師がぽつっと言った言葉があります。
「広告は必要悪だからね」
この一言が、なぜか強烈に頭に残っています。
広告は出したくない。
お金もかかるし、できればやりたくない。
でも、出さなければ生徒は来ない。
だから“必要悪”。
何千枚、何万枚と配って、どれだけ反応があるかはほぼ分からない。
それでもやらなければ集客できない。
だから仕方なくやる。という感じです。
ある意味ギャンブルですよね。
今のマーケティングは「ギャンブル」ではない
一方で、今のウェブマーケティングは、当時とはまったく違います。
広告は「出して終わり」ではなく、改善できます。
数字を見て、反応を見て、止めることもできるし、修正することもできる。
自分でコントロールできます。
つまり、今の広告やマーケティングは、ギャンブルではありません。
投資ですらなく、「売上を作るためのツール」と言った方が正確かもしれません。
それなのに、「広告は嫌い」「広告は怖い」「広告はやりたくない」と言って、最初から選択肢から外してしまう人がいます。
そのたびに思うのです。
もったいないな、と。
では、なぜマーケティングが必要なのか【結論】
ここで、改めて結論を書きます。
マーケティングが必要な理由は、「良い商品・良いサービスを作っただけでは、売上は生まれないから」です。
どれだけ想いを込めて作っても、
どれだけ真面目に仕事をしても、
どれだけお客さんのためになる内容でも、
知られなければ、存在しないのと同じです。
マーケティングとは、人を騙すための技術でも、売り込むためのテクニックでもありません。
「必要としている人に、ちゃんと届くようにするための活動」です。
以前に知り合いのコンサルが言っていたことがあります。
「あなたの商品で誰かが救われることを知っているのに、それをちゃんと伝えられないのは“罪”だ」と。
確かに!
ビジネスの本質は「人助け」です。
マーケティングはそのためにやるものだと認識してください!

