
突然ですが、あなたは文章を書くのが得意ですか?
ブログやSNS、広告、LP。個人事業主や中小企業の経営者なら、文章を書く機会はたくさんありますよね。
でも「文才がないから売れる文章なんて書けない」と思っていませんか?
実は、売れる文章を書くのに、文才はほとんど必要ないんです。
何を隠そう、私自身がその証拠です😅
- 1. 大学受験で私を悩ませたい教科は現代文だった
- 2. そもそもセールスライティングって何?
- 3. 売れる文章と上手な文章は違う
- 4. セールスライティングで最も重要なのは「情報」
- 4.1. 1. 商品やサービスの情報
- 4.2. 2. お客さんの情報
- 4.3. 3. 競合他社の情報
- 4.4. 4. 市場や世の中の情報
- 5. 情報を集めたら、あとは組み立てるだけ
- 6. AIの活用
- 7. 知識の無いままAIに丸投げするのが一番危ない
- 8. 最初から上手に書けなくてもいい
- 9. 経営者こそセールスライティングを学ぶべき!
- 9.1. ハズキルーペが売れた理由
- 9.2. セールスライティングは経営者の武器になる
- 10. まとめ:文才よりも、お客さんを理解すること
大学受験で私を悩ませたい教科は現代文だった
私が大学受験をした頃は「共通一次試験」の時代。
英語でも数学でも200点満点中150点以上取れていた私でしたが、100点取れるか取れないかレベルの教科がありました。
国語です。
確か110点以上取ったことがなかったと思います。
しかも、国語は現代文と古文に分かれていて、110点のほとんどは古文で稼いだもの。現代文は壊滅的でした。
問題の文章を読んでも何を言っているのか分からない。
「傍線の部分はどういう意味か?」
という四択の問題に、ことごとく不正解するなど、全く当たらない。
そんな感じだったので、自分には文章を理解したり書いたりする能力がないんだ、と…
そんな苦手意識から、本なんか年間で1冊読むか読まないか程度しか読んでませんでした。
そんな私ですが、広告のキャッチコピーやLPやブログ記事などの文章を書いて、マーケティングを教えています。
なぜできるようになったのか?
そもそもセールスライティングって何?
営業はお客さんと直接会って説明したり交渉したりします。
一方、ウェブマーケティングでは、直接会わずに広告、ブログ、SNS、メルマガ、LPなどを通して価値を伝えることが多いですよね。
つまり、文章や画像、動画がお客さんに対して営業の役割を果たすわけです。
商品がどんなに良くても、その価値が伝わらなければ売れません。
その価値を伝え、問い合わせや購入などの行動につなげる技術がセールスライティングです。
売れる文章と上手な文章は違う
小説や詩には豊かな想像力や独特の表現力が必要かもしれません。
でもセールスライティングの目的は文学的に感動させることではありません。
商品の価値を理解してもらい、行動してもらうこと。これが目的です。
例えば、下の二つの文章だと、どちらを買いたくなりますか?
「最新鋭の技術を駆使した革新的な製品です」
「毎日2時間かかっていた作業が15分で終わるようになります」
おそらく後者の方が、興味を持つ人は多いんじゃないでしょうか?
後者は美しい表現や感動の言葉など、難しい表現を使っていませんよね。
もちろん実際に効果を広告でうたうなら根拠が必要ですが、ポイントはお客さんにとっての価値を具体的に伝えることなんです。
セールスライティングで最も重要なのは「情報」
では、売れる文章を書くには、何が必要なのか?
答えは情報です。
なので、文章を書く前のリサーチがとても大切なんです。
1. 商品やサービスの情報
どんな特徴があるのか?
何ができるのか?
どんな問題を解決できるのか?
他社にはない強みや弱点は?
まず自分の商品を徹底的に理解します。
2. お客さんの情報
お客さんは何に困っているのか?
何を実現したいのか?
購入前にどんな不安があるのか?
お客さんが知りたいのは、商品の特徴そのものよりも、買うことで自分にどんな良いことがあるのかです。
3. 競合他社の情報
競合はどんな商品を、どんな価格や言葉で売っているのか?
お客さんは何を比較しているのか?
それを知らなければ、自社の違いや強みを伝えにくくなります。
4. 市場や世の中の情報
今その商品は求められているのか?
価値観や技術、制度は変わっていないか?
同じ商品でも時代によって売れる理由は変わるんです。
情報を集めたら、あとは組み立てるだけ
リサーチした情報は、適切な順番に並べていきます。
例えば、基本的な文章の構成は以下の通りです。
悩みの提示
↓
放置するリスク
↓
解決
↓
策その根拠
↓
商品提案
↓
行動の呼びかけ
もちろん商品によって最適な構成は違います。
でも基本のパターンを知っていれば、ゼロから美しい文章をひねり出す必要はありません。
AIの活用
今はChatGPTなどのAIがあります。
商品、お客さん、競合、市場の情報を渡して、「悩みへの共感から始めて、解決策を示し、最後に問い合わせにつなげる文章を書いて」と指示すれば、文章のたたき台を作ってくれます。
あとは自分の言葉に直し、具体的な事例を足して整える。広告やLP、メルマガの制作がずっと楽になります。
知識の無いままAIに丸投げするのが一番危ない
ただし、何も考えずに(マーケティング知識無しに)AIに丸投げするのはおすすめしません。
例えば…
そういう状態でAI広告文を作らせたとします。
それでお客さんから全然反応が無かったらどうしますか?
多分、AIを責めますよね?
でも、そのままではいけないと思ったあなたはどうしようか?と悩むはず。
なぜ悩むかというと、AIが作った広告文のどこが悪いか分からないから。
(責められたAIはかわいそう😅)
仮に、AIが作った広告で問い合わせが4件来たとしても、違う文章なら8件来たかもしれません。
だから、文章の改善点を見つけられる基礎知識が必要なんです。AIに作業を任せても、判断まで丸投げしないこと。
最初から上手に書けなくてもいい
また、マーケティングは試行錯誤の連続の世界であることも知っておいてください。
じつは、プロのセールスライターも100%当たる文章を書けるかというとそうではないんです。
プロがやることは、書いて、出して、反応を見て、改善して、また出す、の繰り返しなんです。
やっていることは結構単純です。(もちろん、やっている中身の深さは全然違いますが…)
だから、初心者も、プロと同じことをやればいいんです。
例えばキャッチコピーを2種類作り、同じ条件でテストする。
問い合わせ数だけでなく、広告費や表示回数なども見ながら比較します。
成功と失敗を繰り返すうちに、自分なりの勝ちパターンが見えてきます。
ただし、お客さんも市場も変化するので、改善を続けることが大切です。
経営者こそセールスライティングを学ぶべき!
特に個人事業主や中小企業の経営者には、マーケティングやセールスライティングを学んでほしいと思っています。
よく、マーケティングを広告代理店に丸投げしている話しを聞きます。(私も丸投げされて胃が痛い思いをしたことがあります😅)
社内でマーケティングに精通している人がいない場合は、広告代理店の言うことを信じるしかないですよね。
そして、広告代理店に提案されても、それが良いのか悪いのか分からないまま、「じゃあ、それでお願いします」と頼んじゃいます。
それで、大ヒットすればいいのですが、生半可に成果が出たら最悪。なぜなら、それが本当に正解なのか分からないから。本当はもっとヒットするかもしれないのに…。
そんな状態よりは、まだ大失敗した方がいいかもしれない。その方が改善策を見つけやすいから。
あと、最悪のシナリオは…
広告代理店が店じまいしてしまうこと。
マーケティング無しには物は売れない。
さぁ、どうする?
つまり、自分で自分の会社の売上をコントロールできないということです。
次の代理店を探して依頼すると言う手もありますが、その代理店は一から商品のことを学びマーケティング戦略を考えて施策を実行していく、それがすぐに当たればいいのですが、そんな簡単な物じゃない、試行錯誤していく、そのうちに資金が底をつく…、最悪のシナリオです。
資金力のある企業なら次の代理店を見つければいいのですが、中小・零細企業になるとなかなか…。
そういう状態になるのは、社内にマーケティングを知っている人がいないから。
じゃあ、マーケティングに強い人を雇えばいい?
じゃあ、その人が辞めたら会社はどうなる?
会社の運命は広告代理店の例と同じです。
だから、社長が知っておくべきなんです。
社長と会社は運命共同体。というか、中小・個人企業の場合は社長=会社。
その社長が物の売り方(マーケティング)を知っている会社は当然強いです。
たいていの場合、自社の商品やお客さんのことをよく知っているのは経営者自身なので、社長がマーケティング的な見方を知っておくべきなんですよね。
社内でどうしてもできない場合は外注してもいいでしょう。
ただし、伝え方が正しいかどうか判断する力は、社内の誰か社長自身が持っておいた方がいいですね。
ハズキルーペが売れた理由
ハズキルーペの広告で、社長自身が代理店の提案に疑問を持ち、広告の方向性に深く関わったというエピソードがあります。※具体的な制作経緯のすべてを確認したものではありません。
この話で私が感じたのは、経営者がマーケティングを理解していることの重要性です。
「商品の一番の魅力はそこじゃない」「もっとお客さんの悩みに焦点を当てよう」と判断できる。これが経営者の強みになるんです。
セールスライティングは経営者の武器になる
経営者は営業、経理、スタッフ管理など、やることが山ほどあります。でもブログ、SNS、メルマガ、広告、LPなど、文章は日々の事業で何度も使っています。
同じ広告費でも問い合わせが増えたり、同じ読者数でも購入者が増えたりする可能性がある。だからセールスライティングは売上に直結し得る重要なスキルなんです。
まとめ:文才よりも、お客さんを理解すること
売れる文章を書くために必要なのは、文学的な才能ではありません。必要なのは、情報と、それを伝えるための構成です。
そして何より大切なのは、お客さんを理解すること。何に困り、何を望み、自分の商品がどんな価値を提供できるのかを知ることです。
AIは便利ですが、最終的に文章を判断するのは私たち自身。だからこそ基本を学ぶ価値があります。
国語が大の苦手だった私でも、できるようになったんです。大切なのは、上手な文章ではなく、お客さんに伝わる文章を書くこと。
まずは、お客さんを知るところから始めてみてください!

