
昨日、YouTubeを見ていて、ちょっと面白いAIの使い方を知りました。
それが、
「AI同士に会話をさせる」
という使い方です。
最初に聞いたときは、
「へぇ、そんなことできるんだ」
くらいだったんですが、よく考えたら確かにできそうなんですよね。
しかも以前にも、AI同士を連携させて仕事をさせているという話を聞いたことがありました。
ただ、そのときは自分の仕事にどう使えばいいのか思いつかなかったので、そのまま忘れていました。
ところが今日、仕事をしていて、
「あれ?これ、昨日聞いたやつ使えるんじゃない?」
と思う場面が出てきたんです。
実際に試してみたら、思っていた以上に面白いことができました。
AIが書いた文章を別のAIにチェックさせてみた
今、あるクライアントのメルマガ作成をAIにやってもらっています。
クライアントのホームページには、すでにたくさんの記事があります。
その記事をもとにメルマガを書いて、最後に、
「詳しくはこちら」
という形でホームページの記事へ誘導する。
そんなメルマガを作っています。
元になる情報はすでにホームページに掲載されているので、AIが勝手にゼロから内容を考えているわけではありません。
そのため、
「まあ、そんなに変な内容にはならないだろう」
と思っていました。
実際、これまでも大きな問題はありませんでした。
ただ今日、ふと思ったんです。
「いや、でもAIが作った文章をノーチェックで使うのは、さすがにまずいよな……」
もちろん最終的には私も確認します。
でも、その前にAI自身にチェックさせる仕組みを入れた方がいい。
そこで昨日聞いた、
「AI同士に会話をさせる」
という話を思い出しました。
現在、メルマガ作成には主にCodexを使っています。
だったらCodexに、
「書いた文章をもう一度チェックして」
と頼んでもいい。
でも、それだと作った本人に、
「自分の仕事に間違いがないか確認して」
と言っているようなものです。
それよりも、
別のAIにチェックさせた方がいいんじゃないか?
と思いました。
そこでClaude Codeにチェックさせてみることにしました。
役割としては、
Codex=メルマガを書く人
Claude Code=チェックする人
です。
今回、7本ほどのメルマガをClaude Codeにチェックしてもらいました。
すると、そのうち2本に指摘が入りました。
といっても、大きな間違いではありません。
「そこまでチェックするの?」
と思うくらい細かな指摘です。
でも、それはそれでありがたい。
むしろ、自分では気づかないような細かいところまで別のAIが見てくれるわけです。
「なるほど。これは使えるな」
と思いました。
CodexからClaude Codeへ直接仕事を頼んでみた
ここまでは、別にそれほどすごい話ではありません。
Codexで文章を書く。
Claude Codeでチェックする。
問題があったらCodexで直す。
これだけです。
ただ、これを毎回人間がやるとなると、結構面倒くさい。
Codexに、
「メルマガを作って」
と指示する。
完成したらClaude Codeに移って、
「これチェックして」
と指示する。
指摘されたら、またCodexに戻って、
「Claude Codeからこんな指摘があったから修正して」
と頼む。
これでは私が、
CodexとClaude Codeの間を行ったり来たりする伝言係
になってしまいます。
そこで、もう一つ思いつきました。
私は普段、VS Codeの中でCodexとClaude Codeを使っています。
つまり、同じ環境の中に両方いるわけです。
そこで、
「これ、Codexから直接Claude Codeにチェックを頼めないの?」
と思ったんです。
試してみました。
すると……
できました。
ここが今回、一番「おお!」と思ったところです。
私がCodexに、
「○日から○日までのメルマガを作って」
と指示します。
すると、まずCodexがメルマガを作る。
ここまでは今までと同じです。
でも、作り終わったらCodexがClaude Codeに、
「この内容をチェックして」
と依頼する。
Claude Codeが内容をチェックして、
「ここはこうした方がいい」
と指摘する。
その指摘をCodexが受け取って、必要なところを修正する。
つまり、
私が間に入らなくても、AIからAIへ仕事を渡せるようになったんです。
これにはちょっと感動しました。
私がやるのは「最初の指示」と「最後の確認」
今回作った流れでは、私が最初にやることはほぼ一つです。
たとえば、
「8月12日から18日までのメルマガを作ってください」
とCodexに指示する。
すると、そこから先は、こんな流れで進みます。
- Codexがホームページの記事をもとに1週間分のメルマガを作る
- CodexがClaude Codeにチェックを依頼する
- Claude Codeが内容をチェックして問題点を指摘する
- Codexが指摘された部分を修正する
- 完成した文章をファイルに保存する
- Excelに配信日・件名・内容・誘導先などを記録する
ここまで進めてもらいます。
そして最後に、私が完成したものを確認する。
問題なければ配信予約をする。
つまり私がやるのは、
最初の指示と最後の確認。
その間の作業をAI同士で進めてもらう形です。
これ、結構すごくないですか?
これまで私がやっていたAI活用は、基本的に、
人間 → AI
という使い方でした。
「これを書いて」
「次はこれをやって」
「ここを直して」
と、人間が一つずつAIに指示する。
AIが優秀になっても、人間がずっと横について仕事を振っている状態です。
ところが今回は、
人間 → Codex → Claude Code → Codex
という流れを作ることができました。
私は最初に仕事を渡す。
Codexが作業する。
Claude Codeがチェックする。
問題があればCodexが修正する。
最後に私が確認する。
こうなってくると、AIは単なる「道具」ではなくなってきます。
感覚的には、
小さなAIチームを作って仕事を任せる
という方が近い。
Codexは制作担当。
Claude Codeはチェック担当。
私はそのチームに仕事を依頼して、最後に成果物を確認する。
そんな感じです。
これからは「AIを使う」から「AIチームを動かす」へ
今回はメルマガ作成で試しただけです。
でも、実際に動くのを見たら、当然こう思います。
「これ、もっといろんな仕事で使えるんじゃない?」
たとえばWeb制作なら、
一つのAIに全体を設計させる。
別のAIにコードを書かせる。
さらに別のAIにチェックさせる。
問題があれば実装担当に戻して修正させる。
文章作成でも、
- 企画するAI
- 書くAI
- チェックするAI
- 改善するAI
と役割を分けることができるかもしれません。
そして人間は、その一つひとつに指示を出すのではなく、
最初に「何を作りたいのか」を伝えて、最後に出来上がったものを確認する。
もし、そこまでできるようになったら、仕事のやり方はかなり変わります。
これまでAI活用というと、
「ChatGPTで何ができる?」
「Claudeで何ができる?」
「Codexで何ができる?」
と、一つひとつのAIの能力に注目することが多かったと思います。
もちろん、それも重要です。
でも今回実際にやってみて思ったのは、これから面白くなるのは、
「どのAIを使うか」だけではなく、「複数のAIをどう組み合わせるか」
なのかもしれないということです。
一つのAIに全部やらせるのではなく、それぞれに役割を持たせる。
そしてAI同士で仕事を受け渡しながら、最終的な成果物を作ってもらう。
人間がAIを一つずつ操作するのではなく、
AIが働く仕組みそのものを人間が作る。
今回、実際にCodexとClaude Codeを連携させてみて、その可能性を初めて実感しました。
まだメルマガ作成で試しただけですが、これはかなりいろいろなことができそうです。
なんだか、またAIで遊べるネタが一つ増えました。
これからもう少し実験してみます。
面白い使い方ができたら、また紹介したいと思います。

